2021年11月になって、自民党と公明党は「マイナポイント」を最大で「2万円分」付与することで合意した。新たにマイナンバーカードをつくった場合だけなのか?その詳細をまとめてみました。
1人あたり最大2万円分もマイナポイントがもらえる?
まず「マイナポイント」とは、マイナンバーカードとキャッシュレス決済を紐付けて使えるポイントのこと。すでに2021年4月末までにマイナンバーカードを作った人には、最大5,000円分のポイントがもらえました。
今回、自民党と公明党が「マイナポイント」を最大2万円分付与することで合意。なんと前回の4倍ものマイナポイントをバラまくという太っ腹。
ちょっと待って!早めに動いて前向きにマイナンバーカードを真面目に作った人々は?「急いては事をし損じる」的なことでしょうか。
すでにカードをつくった人は対象外?
速く動いた人が損した気分になるなんて、詳細はどうなっているのか調べました。
結論から言うと現時点では、既にカードを取得してマイナポイントを受け取った人や、これから受け取る人については、詳しい内容が決まっていないということです。
ニュースの与党幹部の話では「公平性を考慮した制度にしたい」ということですが…。
追伸 2021.11.16
すでにカードを取得済みの場合でも、ポイント付与にまだ申し込んでない人は全員を対象に含め、受け取ることができるようにする、ということで自民公明が合意したようです。
マイナポイント2万円分の内訳は?
2022年2月時点で分かっている情報です。
- 新たにマイナンバーカード取得してキャッシュレス決済紐付けで最大5,000円分
■申込開始時期:2022年1月1日から
■マイナンバーカードの申請期限:2022年9月末まで
■申込期限:2023年2月末まで - マイナンバーカードを健康保険証にして7,500円分
■6月頃の予定
■既に利用申込みを行った方も含む - マイナンバーカードを預貯金口座と紐付けると7,500円分
■マイナポータルで口座登録ができるようになる予定
上記の条件を全てクリアした場合に、1人あたり最大2万円分のマイナポイント付与されるようです。(1)に関しては以前の条件と同じで付与ポイントも同額ですね。
詳しい内容や対象の詳細は、今後発表され次第まとめる予定です。
まとめ
もともと普及が進まないマイナンバーカードを国民に持たせる意向と、冷え込んだ消費を拡大するためのキャンペーンですから「損得勘定」ではないと存じますが、公平にして欲しいと思います。